良い病院・治療院を選ぶ基準(筋筋膜性疼痛症候群、線維筋痛症)
あるサイトで書いた記事を少しカスタマイズして、治療院や病院を選ぶ基準を記載します。
筋筋膜性疼痛症候群や線維筋痛症は、患者ごとに症状の個体差が大きいです。
なので、ある人には有効であった治療が他の人にそのまま適用できる というものではないと思います。私のところにも、何をやったのが完治の原因ですか、という問い合わせメールが来ますが、 何をやったら完治した、という情報はあまり参考にならないと思います。
それよりも、患者と二人三脚で一緒に治療に取り組んでくれる良い治療家・医師を捜すことが大切だと思います。
私なりに考えた、良い病院・治療院を選ぶ基準は以下の5つです。
- 問診にしっかり時間をかける(過去の症例をそのまま押しつけようとしない)
- 毎回、診察・治療のたびに実際に痛みがある箇所をしっかりと触って皮膚 や筋肉の固さ、はりを確認する
- 可能な限り化学物質の使用量を最小・最少にとどめようとしている
- 薬や注射だけではなくその他の治療を組み合わせて設計することができる だけの知識と経験がある
- 患者が自分自身で留意すべきことを指導できる(姿勢、ストレッチ、 食生活など)
まとめてみて気がついたのですが、筋筋膜性疼痛症候群や線維筋痛症に限らず、どの病気にも当てはまる基準ですね。
線維筋痛症や筋筋膜性疼痛症候群に関しては、未だに、日本の治療方針はアメリカの10年遅れで、患者が薬漬けにされるという現状が改善していないようです。
あんまや指圧という世界に誇れる高い技術を有する日本で、なぜこんなことが起きてしまうのか、悲しくなります。(この分野に限って言えば、政権が代わったことで悪化する可能性が高いですし・・・・・)