ていねいに暮らしたい
壊れた椅子を捨てずに、修理をして使い続ける。
朝起きて、猫たちにご飯をあげたら、食べ終わるまで横に付き添っていてあげられる生活。
ソファーの座面がすれてきたら、日暮里の繊維問屋街に行って安い布を買ってきて、型紙を作ってソファーカバーを作る生活。
目が不自由な人に肩と肘を貸して、移動につきあえる生活。
転職して、年収も職務権限も半減して、責任も半減(以下)に。
社員と社員の家族が食べていくだけの売上を何が何でも確保する、という強烈なプレッシャーからは開放されたものの、ていねいに暮らすだけの時間は、なかなか確保できません。
働くって何なのかなあ、と考えてしまいます。