ツナの定期健診(今月はやや悪化)
今日は、月に1回のツナの慢性腎不全の定期健診です。
ウィルの慢性腎不全が通常では考えられない速さで悪化し、気持ちの整理がつかないまま天国に見送ることになったため、ツナは毎月始めに血液検査をすることにしました。
先月は、ほぼ正常値まで劇的に回復していたのですが、今月はやや悪化。
西洋医学的には、腎不全は回復することがないと言われている病気です。でも、東洋医学的見地に立てば、1つの臓器の機能低下は他の臓器である程度は補えるはず。また、回復にはつながらなくても、アンモニアやカリウムの量自体を減らせれば、腎臓への負荷が減ります。
ウィルにしてあげられなかった分も含めて、ツナにはできるかぎりのことをしてあげたいと思っています。
今行っているのは下記のとおり。
- 食事を腎臓病の療法食(ノバルティスのキドニーケア)に完全に切り替え
- カリウムを腸内で吸着する経口投与吸着剤(クレメジン)を1日2回服用
- アンモニアの排出量を減らすためのサプリメント(シャンピニオン)を1日2回服用
- 腎臓の働きを肝機能で補完する(東洋医学的考え方)ための漢方薬(八味地黄丸)を1日2回服用
今月、検査値が悪化したのは、歯槽膿漏の調子がよくて食欲があるためにたくさん食べていて、腎機能が食事量によって低下してしまったことが原因だと思われます。
また、寒くなってきたので、冷えが臓器の機能を悪くしているとも思われます。
アンモニア量はあまり増えていないのですが、カリウムとリンの量が増えていることから、シャンピニオンはアンモニア量の抑制にはある程度効果があるものの、リン・カリウムの抑制には効いていないと考えられます。近頃の臨床検査では、リンゴ酢の常飲がリンの吸着につながるのでは、、といわれているのですが、猫にリンゴ酢を飲ませるのは大変そう。。。。。と思っていたら、リンゴ酢のサプリメントを見つけました。さっそく飲ませてみようと思います。
今日からは、心を鬼にして、どれだけ欲しがっても一日の規定量以上の食事はあげないようにして、できるだけ長時間日光浴をさせて体を温めさせようと思います。
元気でいてね、ツナくん。
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