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新しい家族の形

ツナは、私が道端で保護してきた手乗りネコ(生後2日目の子達など)をも怖がる子です。そのため、保護してきた子達は次々に里子に出し、我が家に子猫が増えることはありませんでした。

ところがウィルが亡くなった後に来た花梨(カリン)に対しては、随分と態度が違います。

初めて花梨を見た瞬間、ツナはしっぽをピンと立てて「うにゃん!」と喜びの声を上げて駆け寄りました。(駆け寄ってまじまじと臭いをかいでみたらウィルじゃないと分かったようでそそくさと逃げましたが・・・)

人間と違って涙が流せるわけではないし、悲しみを言葉で表現するわけではないので、ツナの寂しさを身をもって実感することはなかったのですが、ウィルと外見がよく似たネコを見かけて喜んで駆け寄るツナの姿を見て、どれほどツナが寂しい思いをしていたのか、どれほどツナがウィルを愛していたのかが良く分かりました。

「080928_16360001.3gp」をダウンロード(花梨の毛繕い中のツナの映像です。)

添付の映像のとおり、ツナは花梨を一生懸命に毛繕いをして、まるでウィルが生き返ったかのような態度で花梨に接しています。

花梨は寝ているツナに飛びかかったり、歩いているツナにいきなり飛び乗ったりと、いたずらのし放題です。15歳の老ネコ(人間にすると85歳くらい)にとって、生後半年(人間にすると5歳くらい)の、活発ですぐに飛びかかってくる子猫はうっとうしいだけなはずです。それでも、ツナは花梨を大切にしています。

本を読むと「ネコは1匹でも大丈夫、仲間が欲しいという感情はない」「12歳以上のネコが子猫と同居するのは望ましくない」と書いてあります。でも、少なくともツナは花梨が来て幸せそうです。きっとツナは、寂しくて寂しくて仕方がなかったのだと思います。ウィルに向けていた愛情を花梨に向けているようです。

この先何十年が経とうと、ウィルがいない寂しさが消えることはないと思います。私がこの寂しさを乗り越えることは、きっと一生ないと思います。

でも、花梨が来てくれて、そしてツナが花梨を受入れてくれて、ようやく新しい家族の形が見えてきました。

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