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多くのコンサルタントには「本気度」が足りない

研究(組織心理学)関連の調べ物をしていて、面白い会社を見つけました。

wealth shareという会社です。新卒でコンサルティングファーム(アクセンチュア)に入社後、人事組織関連のエンゲージメントに従事した人が立ち上げた会社です。

どうやら、代表取締役の方と私は、同じ時期に同じ研究所で研究員をしていたようです。しかも、現時点でも同じ領域を研究していて、同じ学会に所属しているようです。しかし、全然顔が思い浮かびません。何かの面白い偶然で、全く顔を合わせずに来たようです。(もしかしたら、単純に指導教官同士が仲が悪かっただけかもしれませんが・・・・・)

この偶然も面白いのですが、最新の記事で書いていることが、私が日ごろコンサルタントやコンサルティングファームの経営陣に対して腹立たしく思い、このブログでも何回も記事にしてきたことだったことにも興味をひかれました。

以下に、該当の記事を引用します。

これは私自身の過去の会社員時代の反省ですが、コンサルティング会社に勤務していたとき、決して「本気」ではなかった気がします。上司・同僚も含めて、私もです。もちろん、そのプロジェクトの成功に向けて全力を尽くしているわけですが、なんとかしよう、というねばり・執念・意志や、これをやらずにはいられないという使命感が大きく欠けていたと、正直思います。それもそのはずで、大体3-6か月の期間で、大手コンサル会社では、様々な業界、様々なプロジェクトを渡り歩かざるを得ないので、執念や使命感は生まれないのです。もちろん、あくまでの私の経験であって、そうでない方もいるのかもしれませんが。

私自身は、コンサルタントというのは「事業会社の社員が自社に注ぐのと同じだけの愛情と愛着を、全クライアント企業に注げる人だけがなって良い職業」だと信じています。

現職でも、前職でも、私のこの思いを「それは単なる理想論だ」「かえってコンサルタントが委縮するから、そんなことは言うな」などと批判されることが多いことは十分に承知しています。

しかし、それでもなお、コンサルタントたちには、クライアント企業に対して強い愛着を感じて、いざという時には自分のキャリアよりもクライアント企業の成長を優先させるだけの思いを持ってほしいのです。

執念や使命感。たとえば、何が何でもインターネットだ。何が何でもこの会社を成功させるんだ。そういうもの。渋谷道玄坂にいると、そういうものを、あくまで私が勝手に感じるときがあるのです。丸の内や赤坂のスマートな成績優秀者が集う場所にはないような、執念や使命感。

こういう思いを、自社(コンサル会社)とクライアント企業の双方に対して維持し続けられる人、それは優秀な「コンサルティングファームのマネジメント層」なのだと信じています。

また、自社またはクライアントに対する情熱のどちらかでも、維持することができなくなった時が、私が現場から身を引く時だと自分自身を戒めてもいます。

この会社、自分の本気度の低さを振り返って反省している人がトップに立っているわけなので、コンサルティングファームとして、面白い会社になっていくのではないでしょうか。

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