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消防士さんはいつも消防車でやってくる

先日、自宅のすぐ近くの小学校の中から、子猫の異様な泣き声が聞こえてきました。夜遅かったので、管轄の区役所に電話をして中に入れてもらって、探し回りました。

どこにいるのか、なかなか見当がつきませんでした。ところが、ふと校舎の裏から声が聞こえてきたので、裏に回ることにしました。すると、1匹が駆け去って逃げていくのが見えました。「あーあ、逃げちゃった」と思ったのですが、なぜだか、まだ妙な声が聞こえます。

母猫の鳴きまねをして鳴いてみると、返事をします。

鳴きまねをしながら探してみると、なんと、小学校のエアコンの巨大な室外機の下の4センチ弱の隙間に、真っ黒な子猫がいるじゃないですか。

呼んでも出てきません。しかし、逃げもしません。少しだけ動くのですが、おなかを地面にべちゃっとつけて、這うように歩いています。どうやら、はまってしまっているようで、身動きが自由にできないようです。

なるほどー、もう1匹の子猫はこの子を助けようとして、一生懸命に鳴いていたんですね。

事情は分かりましたが、私の手が入るわけでもなく、救出しようがありません。仕方がないので、119番通報をして、消防士さんに来てもらいました。

我が家の実家の真裏にある消防署から、消防車に乗って4人の消防士さんたちが駆けつけてくれました。

火事じゃなくても、消防士さんは出動のときは、救急車か消防車のどちらかに乗ってくるんですね。

はじめは、棒で押し出そうとしたのですが、棒の長さが足りません。そこで、次に、ホースをU字型に子猫の周りにまわして、ホースで巻き取るようにして救出するという作戦に変更しました。

子猫は、時折みゃーみゃーと鳴きます。興奮してシャーっと言うことなく、とてもおとなしくしています。もしかしたら、随分長くはまっていて、体力が消耗しているのかもしれない、救出したらすぐに動物病院に連れて行かないといけないな、などと考えていました。

消防士さんたちの根気強いホースワークのおかげで、2時間後に、室外機の端に、子猫のおしりが見えました。室外機の端は、少しでっぱりがあるので、ホースで引き出すことはできません。一番手が細そうな消防士さんが手を入れて、少しずつ引き出しました。

引き出された子猫を見ると、3週間程度のほんとうに小さな黒い子猫でした。

消防士さんから受け取って抱き上げると、逃げるわけでもなく、顔をうずめてきます。我が家の愛猫ウィルにそっくりです。(黒猫なので、写真うつりが悪くて可愛い写真が撮れません・・・・)

もう、この時点でメロメロになってしまいました。

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我が家のお猫様たちはもう15歳になります。通常、新しい猫を迎えるのは12歳が限界だといわれています。なので、かなりのチャレンジではありますけれど、なんとか我が家の子にしようと、創意工夫を続けています。

救出劇の最中もまったく興奮せず威嚇も攻撃もしなかったのは、どうやら本人の性格のようで、救出された直後から、元気いっぱいに遊んで、食事をしていました。また、まだ小さすぎて綿密な健康診断はできませんが、とりあえず猫エイズと猫白血病は陰性で、健康上の大きな心配はないようです。

まだまだ、先住猫との同居がうまくいっていません。子猫はある1部屋の中だけで生活しています。先住猫達は時々のぞきにくる程度であまり興味がないようですが、子猫が近づこうとすると、すごい勢いで威嚇します。威嚇されても、子猫は気にしていませんが・・・。

なので、心配事はつきません。しかも、部屋の中が子猫仕様になっていないので、コンセントや家具の配置をすべてやりなおさなければなりません。

でもまあ、可愛いのでいーか、とすでに親ばかモードになっています。

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