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コンサルティング能力を伸ばすためには落語を聞こう、とは言いませんが・・・

「なまけ者よ、いつまで寝ているのか、いつ目をさまして起きるのか。 しばらく眠り、しばらくまどろみ、手をこまぬいて、またしばらく休む。 それゆえ、貧しさは盗びとのようにあなたに来り、乏しさは、つわもののようにあなたに来る。」

旧約聖書の箴言という箇所の言葉です。

ここで言う「貧しさ」とは金銭的な貧しさのことではなく、心の貧しさを指します。 乏しさは、満足感の欠如を意味すると考えられています。

寝ているというのも、もちろん、文字通りに「眠っている」という意味ではなく、「心が正しさに対して覚醒していない」という意味です。

つまり、比喩を全部とりさって、ダイレクトに表現するなら、

正義に対して真剣に向かい合っていない人たちよ、だらだらとしてると、心がすさんで、何をやっても満足感なんか得られませんよ

という意味なわけです。

この箴言という箇所は、アメリカで最もビジネスパーソン(ノンクリスチャンを含む)に読まれているビジネスのまさに「バイブル」です。信仰とは無関係に、仕事に行き詰まると読む人が多いそうです。

ところで、実は、今日書きたかったのは聖書の紹介ではないのです。

ミクシーで、マイミクさんのマイミクさんの落語に関する記事を読んで、はっと気がついたことがあるのです。

私は、他の能力と比較すると、文字を読んで正確に意味を把握したり、聞いて理解するという能力が比較的優れています。

先日、高熱で相当に朦朧としていたのですが、それでも監査報告書を書いたりチェックをするという仕事の品質が下がることはありませんでした。でも、見積書の計算をはじめ、数字をさわる仕事の品質はボロボロで、社会人として使い物になりませんでした(嗚呼、本当にひどい仕事ですいませんでした>アシスタントのみなさま・・・)。

長年コンサルティングファームで訓練を受けてきたから、というのも一因ですが、それなら数字を扱う能力も高くなければいけないわけです。ずいぶんとアンバランスだよなあ、と思っていました。

で、今日気がついたのは、、、

普段から、毎日毎日、比喩だらけの聖書を読んで意味を理解しようとしてるんだから、そりゃー日本語力も英語力も上がるだろうさ!

という、考えてみれば当たり前のことでした。(私は普段、聖書は日本語で読んでいますが、毎日 Back to the Bibleという20分の英語の説教をダウンロードして聞いてます。)

毎日、毎週、比喩だらけの説教を聞いているわけで、耳から聞いて真意を理解する力の訓練も受けているわけです。

しかも、東京下町の人間らしく(?)、落語好きです。落語は、耳で聞いて同音異義語を理解しないと笑えません。(辛抱が足りない、心棒がない奴、という掛詞を耳で聞いて理解しないと笑えなかったりします。う~ん、こうやって文字で説明すると、野暮ですね。)

そうか、私の言語を扱う能力は、仕事で培われたわけではないんだ!

実は現在、社内でコンサルタントの言語能力を向上させるためのトレーニングをいろいろと行っているのですが、比較的簡単に向上する人と、何をやっても数年間変わらない人がいて、トレーニング方法に苦慮していました。

耳から聞いて真意を把握する力の向上のために、落語や礼拝中の説教を聞けというのは言えないですが、こういう同音異義語や比喩を満載した音声を聞いて真意を把握するというトレーニングが役に立つのではないかと思い至りました。

もう少し、具体的に考えてみようと思います。

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