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杖(ステッキ)が余っていませんか?

山谷の人々に奉仕する会では、毎週日曜日に東京都台東区の玉姫公園(通称 山谷)という場所で、給食活動にあわせて、ホームレスの方々の治療をしています。

毎週300人ほどの方が給食に来られます。彼らが歩いている様子を見ると、足首がほとんど動かせずすり足でしか歩けない方、外反母趾がひどく足を地面につけられない方など、明らかに歩き方がおかしい人の方が多いことに驚きます。ホームレスの90%以上が、何らかの動作障害を抱えています。

飲酒のうえでの事故や、喧嘩などによる怪我もあるにはありますが、実際には土木作業による怪我(労働災害)が原因という方が少なくありません。日雇いで働き、怪我をしたら切り捨てられ、働くこともできずに路上生活になった、という方が、とてもたくさんいます。

作業中にふくろはぎを大怪我しその怪我をかばって歩いていたために(おそらく)コンパートメント症候群になっていると思われる方の応急措置をしたこともあります。この方の場合、怪我で仕事をできなくなった時に、寮を追い出され、貯金もなかったため路上で生活を始めたそうです。

私自身、労災で右手を大怪我した際に雇用主に騙され、それからの半年間の生活に途方にくれたことがあります。店の評判にかかわるから店内で大怪我をしたということは言わないで欲しい。どうせ契約社員は労災を使えないのだから、病院では家で怪我をしたと言うようにと指示され、馬鹿正直にそれを守ったのです。

18-9歳にかけてのこの時期のこの経験が、今の私を作ったともいえるので、恨んではいません。(以前に経緯を記事にしているのでご参照ください。)しかし、それは私の場合、良い方向に転がったからというだけで、多くの労災隠しの被害者は、怪我の後遺症と怪我の期間の路上生活でその後の人生がガタガタになります。

一度路上で生活を始めると、冷えと栄養失調で、あっという間に体はがたがたになります。1ヶ月も路上で暮らせば、膝も足首も曲がらなくなります。

路上生活のきっかけとなった怪我自体もきちんと直していない人も多く、きちんと固定さえしていれば、、、、という骨の変形を頻繁に見かけます。

国や組織に対する不信感で病院には行きたくないという方や、病院に行ってみたけれど治療を拒否された、という人がたくさんいます。

そのため、歩行が困難な人がたくさんいます。彼らに、杖を届けたいのです。

衣類や食糧は寄付で集まるのですが、杖は一般の寄付の呼びかけでは、なかなか集まりません。

そこで、比較的高齢者で杖を持っている人が集まる接骨院の中で、寄付を呼びかけていただけないか、と思い至りました。そのため、複数の接骨院に呼びかけたのですが、とても残念ながら興味をもってくださる院がすくなく、なかなか杖が集まりません。

主旨にご賛同いただけましたら、周囲で杖を使っている方に、予備の杖がないか聞いていただけないでしょうか?

また、A4版のポスターを作りました。学校や会社、教会でこちらを張っていただければうれしいです。(スタッフという文字を、あなたのお名前に書き換えてください。)

http://www.kitanet.ne.jp/~iwan/1st.pdf

誠に勝手ながら、送料はご負担いただければと思います。

送付先
〒114-0013 東京都北区東田端2-8-2  らくらく堂鍼灸整骨院 前田
http://2raku.com/tnp_htabata.html
または
〒111-0022 東京都台東区清川2-18-3  山谷の人々に奉仕する会
http://blogs.yahoo.co.jp/sanyadendousyo

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