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私の才能は割と片寄っているらしいです

昨年、友人に「さあ、才能に目覚めよう」という書籍をもらいました。

この本のメインメッセージは、人はそれぞれ異なる才能を持っていて、この才能に技術と知識を合わせることで「強み」とすることができる、ということです。どれほど技術や知識を増やしても、才能がなければ平均的にはなれても、強みといえるほど卓越することはできない、という理論を200万人のマネジャー職へのインタビューから実証的に展開しています。

繰り返します「どれほど技術や知識を増やしても、才能がなければ強みといえるほど卓越することはできない」ということを「実証的に」紹介している本です。

努力をすればなんとかなる、頑張ればできるようになるよ、という「万人皆共通」という考え方は幻想であって、人はそれぞれ強みと弱みがあり、弱みを強化するよりも、強みを生かす方が、はるかに効率的かつ幸せに生きることができる、という主張です。

この本を購入すると、自分の強みを発見するためのテストをインターネットで受講することができます。

私のテスト結果を添付します。

「Stringth.pdf」をダウンロード

このテストを受けて「当たり前だと思っていたことが当たり前ではない」ということに気がつきました。

人は一人一人違っている。だけど、それでも理解しあうことができる。

という私の考え方は「個別化」と「運命思考」に基づいていることが明らかです。

引き受けた以上は最後までやり遂げる。言ったことは絶対に守る。

という頑固さは「責任感」に基づいているのでしょう。

やったことがない情報システムの監査であっても苦労せずにリスクを想像してテスト方法を思いつくことができる。未経験のプロジェクトも、しばらく考えているとWBSが浮かんでくる。

というのは「着想力」に基づくのでしょうね。

ダブルバインドにならない正確な文章を作成する。

という能力は「コミュニケーション」に基づくのでしょう。

さて、この書籍にて、強みは34種類に分類されており、34種類の強みは4つの資質群に分類されています。

「関係資質群」
コミュニケーション 共感性 親密性 包含 個別化 責任感 調和性

「影響資質群」
指令性 ポジティブ 最上志向 成長促進 競争性 社交性

「動機資質群」
達成欲 活発性 適応性 信念 規律性 目標志向 回復志向 自己確信 自我

「思考資質群」
分析思考 アレンジ 運命志向 原点思考 慎重さ 公平性 未来志向 着想 
収集心 内省 学習欲 戦略性

私の5つの強みは、「関係資質群」と「思考資質群」にだけ分類されています。上位2つはどちらも「関係資質群」です。相当に偏っています。

人に対して影響を与えたいとか、人から良く見られたい、競争に勝ちたいという「影響資質群」と、自分で定めた目標に向かって自身をもって何かを達成したいという「動機資質群」には強みがありません。

「影響資質群」を強みとする人たちは、人に対して影響を与えようとしない私をなんとか変えようと思うのかもしれません。売上げ目標や人員目標を掲げても全く熱くならない私をみてイライラしている人がいるということは、よく理解しています。そして、実際そのことでは、コミュニケーションギャップが生じがちです。

う~ん、なるほど。

私は、自分が強いところだけで勝負してきてたんですね。

今まで、これといった苦労なく仕事をしてこられたのは「たまたま(?)才能を生かすことができる分野にいた」ことと「上司が私の弱みを強化しようとせず、私の才能を生かすアサイメントをしてきた」からなんですね。

働き始めて、それなりの成果を上げられるようになるまでの一定期間、このようにして「強みを生かす」ということにだけフォーカスをしたアサインメントをしてもらっていたからこそ、今の私があるのではないかと思います。

自分の才能がどこにあるのかを理解して、それを生かしてくれる上司や同僚・クライアントと働くことが、幸せな仕事の仕方なのではないかと感じました。

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