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わたしに影響を与えた書籍 in 2007

先週、グループミーティングにて、昨年読んだ本の中でお勧め10冊を紹介しあいました。

私が昨年読んだ書籍はおそらく1000冊を優に超えると思います。ISBN分類で片寄らないようにさまざまなカテゴリーの書籍を読むことにしているので、興味がある本もない本も読みます。

多くの本が私に「新しい技術」や「新しい知識」を教えてくれまいた。しかし、私という人間の本質に影響を与えた本はきわめて少数でした。

ミーティングの際に紹介した10冊は「私」という人間に影響を与えた本です。「私」という人間性に影響を与えることで、働くことの意味や、家族との関係、地域での活動の仕方に変化をもたらした書籍です。

中でも、トップ3の三冊からはとても大きな影響を受けました。

第3位:統率者の哲学

組織・社会の統率者が備えるべき哲学を21紹介する啓発書です。その中でも、もっとも胸に手を置いて反省させられたのが「リーダーの究極の成功とは、次世代のリーダーを育て、自分が居なくなった後もその働きの良い遺産が引き継がれていくこと」という言葉でした。

アメリカでは大ベストセラーになっており、翻訳もそんなに悪くありません。日本であまり売れなかったのは出版社が小さかったからでしょうか??

第2位:サーバントリーダーシップ入門

あまりにもたくさんの言葉に線を引きながら読んでしまい、どの言葉を紹介すれば良いのか悩みますが、とりあえず2つだけご紹介します。

「リーダーは、何よりも自分の中にミッション、ビジョンを持ち、メンバーに伝える努力をしなければいけない。ミッションを持たないサーバントリーダーは、ただのサーバント(召使い)にすぎない。」
「リーダーは積極的に「上司を見ないでお客さまの方を向こう」というメッセージを発信しつづけなければいけない。リーダー自らが逆ピラミッドの底辺に立ちお客さまをを見るという姿勢を示すことで、徹底した逆ピラミッド型組織を作り上げる。」

第1位:福祉の町 ベーテル

「施しよりも仕事を」というビジョンに基づき、障害者やホームレスの就労の場(ベーテル)を作り上げたフリートヒ・フォン・ボーデルシュヴィングというドイツ人父子の伝記です。(父子は同姓同名)

父は「遙かに先を見通して計画を立てる人であり、すばらしい組織作りの名人であり、資金を集める天才的な才能があって、時代を超えた凄腕の物乞う名人」といわれ、子は、「ヒトラーの優生保護政策に反対し障害者を守り抜き、現在のヨーロッパ福祉政策の根幹を作り上げた」人です。

日本ではほぼ無名の二人ですが、美智子妃殿下が「どうしてもベーテルを見学したい」と直接訪問されたことがあるそうです。

私は、日本の社会福祉法人浦河べてるの家の活動をとおしてこの書籍に出会いました。

働くということの意味や意義を深く考えさせられる1冊でした。

ミーティングの際に「メインメッセージはたった1つです。私が伝えたいことは何だろうと考えながら聞いて下さい」と伝えました。

「仕事の技術や知識を獲得するためだけではなく、自分という人間の本質に影響を与えることができる書籍にも接してください」

このことを伝えたいと考えていました。

仕事でも家庭でも忙しさのあまり、応急措置的にスキルを向上させる書籍にばかり手がのびがちかもしれません。しかし、世の中にはビジネス書以外にもたくさんの良書があります。

自分という人間を立てあげるための良書に触れ続けていきたいと思います。

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