セキュリティ本が売れるようになって喜ぶ会社と悲しむ会社
昨年から、情報セキュリティ分野の知人が立て続けに専門分野の出版をしています。
ペネトレーションテスト入門 情報システムセキュリティの実践的監査手法
これは、前職で大変お世話になった古川さんの本です。
昔から、儲かる話よりもコンサルタントやエンジニアの教育になることにとても興味を持っていた方ですが、出来上がった本も、古川さんらしい、新人ペンテスターにとっての良書となっています。
昨年から、インシデンドレスポンスやペネトレーションテストといった、一部の特殊技術を要する分野の書籍が続々出版されるようになりました。
これは、明らかに情報セキュリティ分野の裾野が広がり、情報セキュリティを促進する主体が、専門知識を有するプロフェッショナルから、上級システムユーザー側に移ってきたことの現れでしょう。
« 読書速度測定のサイト | トップページ | スキル・知識の陳腐化が始まった業界で生き残るには »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- うわ、この有価証券報告書はみっともない(2008.07.09)
- 型にはまって生きてみるのもおもしろい(2008.05.19)
- わたしに影響を与えた書籍 in 2007(2008.01.16)
- 心理学者から見た痛みとは(2007.09.27)
- ぼく、オタリーマン(2007.07.27)