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両手がふさがっている人にティッシュを配りますか?

先日、両手に荷物を持って品川駅のスカイウォークを歩いていました。どう見たって、何かを受け取れる状態ではありません。しかし、約200メートル程度の間に6人のティッシュ・チラシ配りの全員が「どーぞー」といって何かを手渡そうとしました。

彼らは、なぜ、そのような報われない努力を続けるのでしょうか?なぜ、工夫をしようとは思わないのでしょうか?

たくさんの人が歩いている中で、何でわざわざ、両手に荷物を持っている私に渡そうとするのでしょうか(答え:近くを歩いていたから、ってことはわかりますが・・)

伝道集会のチラシや教会案内(トラクト)を駅前で配ったりする時、やみくもに配ったって受け取ってもらえるものじゃあありません。人が手を出して何かを受け取るためには、ある程度の準備が必要です。この準備がないまま強制的に何かを受け取らせようとしたって、嫌な気持ちになるだけです。(ちなみに、ティッシュ配りのバイトもしたことがありますが、トラクト配布と何ら変わることはありませんでした。)

こちらが持っている何かを受け取ってほしいのであれば、

  1. 少なくとも片手が空いている(荷物で両手がふさがっていない)
  2. 自分を視認してから 自分との距離を少しずつ置こうとしていない(10メートルくらい手前で道の真ん中を歩いていたとして、自分に近づくにつれて自分とは反対の道路側などに距離を置こうとしている人には絶対に配らない)

最低限度、この程度の配慮は必要なのではないでしょうか。

そしてこれは、ティッシュやトラクトといった「物」を渡すときだけではなく、こちらの「想い」を伝えたいときも同じだと思います。

イエス様は、イエス様の与える「救い」を伝える前に、人々の重荷を取り去ってくださいました。

心がふさぎこんでいる人に一方的に福音伝道をするのは、両手がふさがっている人にティッシュを配ろうとしているバイトさんと同じではないでしょうか?(セキュリティ事故を起こしたばかりの組織に対してセキュリティ事故防止商品を売り込みにくるベンダーさんも、同じような思考回路ですよね。。。)

両手がふさがっているのなら、まずは荷物を代わりに持って、その人が行きたいところまで運んでみてはどうでしょう。

問題を起こして苦しんでいる人がいたなら、まずはその苦しみをしっかりと聴いてみてはどうでしょうか。

200メートル歩く間に、そんなことを考えました。

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